教えます!賃貸物件の値切り術!
賃貸物件の交渉の基本は情報収集
賃貸物件を借りる際には一円でも安く借りたいと思うのが当然でしょう。借りたい物件が決まったら最後の勝負は不動産会社の担当者を相手に交渉をして値切るということです。家賃交渉で少しでも安くできるのであればそれに越したことはありません。しかし、その実現には入念な準備が必要になります。 賃貸物件の場合には家賃に若干のマージンが取ってあることが多く、交渉の話の運び方次第で値切れる可能性があります。その際には周辺物件の情報収集を行って比較することにより、家賃が高いというもっともらしい根拠を言えるようにするということがポイントになります。同じ程度の家賃なのに住宅設備が良い物件が近くにあるとか、この近辺でこの立地だともう少し安いのが相場だろうといった根拠にできる例を挙げて交渉できることにより、不動産会社が反論できなくなると譲歩せざるを得なくなります。ただ高くて借りられないと言っているだけでは交渉は成立しづらいことから情報収集を行って根拠を持つことが大切なのです。
家賃の根切りは交渉の入り口
不動産会社としても賃貸物件のオーナーとしても家賃が最も値切られたくない部分です。不動産会社の収入である仲介手数料は家賃ベースであり、オーナーにとっては毎月の収入に直結するものだからです。したがって、根切り交渉の中で家賃を値切るというのは最も難しいことであり、それがうまくいかないからといって諦めていてはなりません。次の手を打ててはじめて根切り上手となれます。 賃貸物件を借りる上で発生する費用には初期費用もあります。手元に戻ってくる敷金はともなく、礼金や仲介手数料、クリーニング代などを少しでも減らすことができればそれだけ得をするのです。一時的に発生する費用だからこそ交渉で引き下がってくれる可能性も高い部分であり、タイミングを見計らって初期費用に根切りの対象を変えるのは賢い方法です。また、根切りが成立しない場合でも住宅設備を充実させる交渉を行うのも一つの方法であり、物件価値が高まることから比較的成功しやすい交渉です。